FXの分析ツールの一つ、ボリンジャーバンドについてご説明します。
ボリンジャーバンドとは、FXの相場を分析するテクニカル指標の一つです。
ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に、その上下に標準偏差を用いて計算されたバンドを表示します。
バンドの幅は、相場のボラティリティ(変動性)に応じて広がったり狭まったりします。
バンドが広がることをエクスパンション、狭まることをスクイーズと呼びます。
ボリンジャーバンドを活用した取引方法としては、以下のようなものがあります。
スクイーズは相場がレンジ相場であることを示しており、エクスパンションはトレンドが発生することを示しています。
スクイーズからエクスパンションに移行する際に、バンドの外側に価格が抜けた方向にエントリーすることで、トレンドに乗ることができます。
±1σのバンドは、価格が到達する確率が高いバンドです。
そのため、±1σのバンドに価格が到達した際に、トレンド方向に逆らわずに利益確定や損切りを行うことで、効率的な取引ができます。
ボリンジャーバンドは、相場の方向性やボラティリティを把握するのに有効な指標ですが、一方で誤った使い方をすると大きな損失を招く可能性もあります。
例えば、±2σや±3σのバンドに価格が到達したからといって、逆張りで取引をすることは危険です。
価格がバンドに沿って一方方向に動く「バンドウォーク」という現象が起こる可能性があります。
その場合、逆張りで取引をしていると大きく負けてしまうことになります。
ボリンジャーバンドは、他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と併用することで、より信頼性の高い取引判断ができるようになります。
チャートマスターアカデミー |
【プロフィール】
サイト管理人の宮田です。
海外FXを始めるにあたっていろいろ調べました。国内FXとの違いとか参考になる情報を書いていこうと思います。
なお、当サイトはアフィリエイト広告を使用しております。