FXにおけるフィボナッチについて解説します。
FXにおけるフィボナッチとはフィボナッチ数列やフィボナッチ比率を使って、為替相場の動きや反転ポイントを予測するテクニカル分析の方法です。
フィボナッチ数列とは、「1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89・・・」と続き、全ての数字は前の2つの数字の和になる数列です。
植物の種子の増加の仕方や花びらの数など自然界ではわりとその法則が見られるので、実は非常に身近な数列とされてます。
フィボナッチ比率とは、フィボナッチ数列のそれぞれの数を一つ後ろ、二つ後ろ、三つ後ろの数で割ったときに出てくる「0.618」「0.382」「0.236」といった数値のことです。
これらの数値も自然界のあらゆるものに存在する法則とされており、相場の世界でも重要な意味を持ちます。
別名「黄金比」とも言われてますから、縁起の良さそうな感じもしますね(^^)
FXでフィボナッチを活用するには、主にフィボナッチリトレースメントとフィボナッチエクスパンションという2つの指標を使います。
これらの指標は、チャート上にフィボナッチ比率に基づいた水平線を引くことで、サポートやレジスタンスのレベルを特定することができます。
フィボナッチを使うときのコツは、ほかのテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と併用することです。
フィボナッチはあくまで目安であり、絶対的なものではありません。
そのため、移動平均線やトレンドライン、レジスタンスラインやサポートラインなど、ほかの指標も参考にしながら、売買の判断をしたほうがよいでしょう。
また、ファンダメンタルズ分析とは、経済指標や政治的な動向など、相場に影響を与える要因を分析する方法です。
これらの要因も相場の動きに大きく関わるので、無視することはできません。
フィボナッチはFXのテクニカル分析の中でも人気の高い手法ですが、その分、多くのトレーダーが同じ水準を意識することになります。
そのため、フィボナッチの水準に達したときには、相場の反応に注意してください。
フィボナッチの水準で反転する可能性が高いということは、逆にブレイクする可能性も高いということです。
自分の分析に自信があるとしても、損切りの設定は忘れずに行いましょう。
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海外FXを始めるにあたっていろいろ調べました。国内FXとの違いとか参考になる情報を書いていこうと思います。
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